ABOUT

1940年代の最期の年に、最初の侍、最後の芸者、キリシタンの子孫として、久保田麻琴は京都に生まれる。石川県で育ち、同志社入学とともに京都に移り、渡米を経て徐々に横浜と東京に移り住む。

 

在学中より、「裸のラリーズ」のメンバーとして活動をはじめる。当時の録音は1991年にリリースされた。1973年に東芝よりソロアルバム『まちぼうけ』を発表し、その後、夕焼け楽 団とともに数々のアルバムを発表、エリック・クラプトン初来日公演の全国ツアーにオープニングアクトとして参加するなど精力的にライヴ活動も行う。

 

またア レンジャー、プロデューサーとして喜納昌吉の本土紹介に関わり、チャンプルーズのアルバム『ブラッドライン』ではでライ・クーダーとも共演。80年代にはサンセッツとともに海外でも広く活動し、ジャパンの英国ツアーで のオープニング、オーストラリアではツアーや多くの野外フェスでトーキング・ヘッズ、ユーリズミックス、プリテンダーズ、インエクセスなどと共演。84年 にはシングルが豪州でトップ5入りを果たす。

 

90年代より、プロデューサーとしてザ・ブーム、ディック・リー、Monday満ちるなど多くのアーティストのプロデュースを手がける。コーヒールンバのインドネシア語カバー、“KOPI DANGDUT”は、現地でミリオン・セラーとなる。95年には宮本亜門演出によるミュージカル“マウイ”の音楽監督を行う。99年には細野晴臣とのユニット、”Harry and Mac”で久々にロック・シンガー・ソングライター・としてカムバックし、2000年にはさらにニューオリンズやウッドストックで、The Band のレボ ン・ヘルムやガース・ハドソンなどと共演したソロ作品『ON THE BORDER』を発表。2001年には池田洋一、そしてマレーシアのMac Chew、Jenny Chinらとチームを組み、Blue Asiaプロジェクトをスタートさせ数枚のアルバムを発表、それぞれが欧州55名のラジオDJが選ぶ www.wmce.de で上位にランクイン。”HOTEL BANGKOK”は06年、Charlie Gillettにより英国BBCのワールド・ミュージック部門の  CD of the Month に選ばれ、そして英ガーディアン誌のトップ10CD にノミネートされた。何曲かはアメリカ、UK、イタリア、ドイツ、フランス、台湾などのコンピレーションにも使用される。

 

2007年頃より宮古島を中心とした南島の音楽や、阿波踊り、ブラジル北東部音楽を紹介するCDを制作。著作には岩浪新書”世界の音を訪ねる”がある。 宮古島の神唄に焦点をあてたドキュメンタリー映画、”スケッチ・オブ・ミャーク” を企画原案、出演、製作を行う。同作品は、スイス・ロカルノ国際映画祭での正式招待を受け、ドキュメンタリー部門スペシャルメンションを獲得。2012年より全国ロードショーは約3万人の観客を動員。また大友克洋の最新アニメ作品”火要鎮”(ショートピース)のサウンドトラックを制作した。TV-CM制作、DJや講演、コンサートやイベントの企画制作も行い、ラジオ番組への選曲なども行っている。